2022年10月11日

山川方夫「十三年」●本



1960(昭和35)年「宝石」2月初出。朗読時間約11分。背景こそ違え骨子はいつの時代でもあり得る話です。プロセスも結論もゾッとするものからハッピーエンド、オカルトホラーまで自由自在。マジックのタネと同じくマジシャンの料理によって多種多様な味になる素材です。その意味ではこれは一番スタンダードな展開に落ち着いたなぁという感じです。夫人はどんな気持ちで嘘をついたんでしょう。優しさなのか自衛なのか、もっと別の気持ちも揺れ動いたのかなぁ。





Posted by らぼまる at 16:45│Comments(0)
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