2021年01月16日

小酒井不木「誤った鑑定」



小酒井不木「誤った鑑定」。1925(大正14)年「趣味の探偵団」11月初版発行。僕はこんな展開(解決しないモヤモヤが気持ち悪いのです)と性が合わないんで面白いとは思わないっすが、例えに紹介される話は興味深いのです。例1「1870年頃、フランスで、ある若い女が、豚などに生えているあの針のように硬い針毛を細かく刻んで、それを自分の憎む敵の食事の中へ混ぜて殺した事件」、例2「よく何年、何十年の経験とか言って、世間の人から尊とがられるが、経験だとて間違いがないとは限らない」、例3「オルチー夫人の探偵小説に出て来る『隅の老人』は安楽椅子探偵のルーツ」など。「隅の老人」はホームズのライバルキャラとして有名らしいっす。












Posted by らぼまる at 16:47│Comments(0)
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