2024年03月28日

酒井嘉七「撮影所殺人事件」・本



1935(昭和10)年「ぷろふいる」11月号初出。朗読時間約13分。アメリカ帰りの男は恋人殺しで5年の服役を終えエキストラになった。そして某撮影現場で5年前の殺人のシチュエーションと同じセットでしかも殺したはずの彼女が生きていて近づいてくる。彼は錯乱して撮影中に彼女を殺すというのが発端。しかしこれが台本通りでグルグルグル。またまた酒井嘉七ワールドの始まりだ。映画的手法と虚実ないまぜに、彼は逃走し貨物船でアメリカに渡り、え、なんだ、振り出しに戻るのか??これ、ひょっとしてメビウス構成か?読み違えてないか?またもやモヤモヤする酒井嘉七ワールド。攻めすぎてるのか、投げっぱなしジャーマンなんか。ちな、当時のアメリカ帰りは刑務所のことをビッグハウスというらしいことは学んだ。モヤおもろ。



  


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2024年03月27日

天間荘の三姉妹(2022年)・映画



北村龍平監督、のん、門脇麦、大島優子、高良健吾、寺島しのぶ、柴咲コウ、三田佳子、永瀬正敏。原作は髙橋ツトムの漫画「天間荘の三姉妹 スカイハイ」。全部の空気が間違ってる気がする。そして長尺。ラストは住民全員が大女将寺島しのぶの一喝で往生する決意を固め天間荘の宴のあと天に昇り、天間荘家族も遅れて往生する。一人残されたのんは柴咲コウに「おいきなさい」と送られ生きる道へ。現世で水族館のイルカショーのトレーナーとなってプールでジャンプして完。「スカイハイ」なら柴咲コウじゃなくて釈由美子でもよかったやん。ちゅーか釈由美子でええやん。




  


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2024年03月26日

酒井嘉七「静かな歩み」・本



初出不明。朗読時間約23分。人を殺すことなど簡単にできる凶暴性と残忍性を秘めた警手が、見回り中のビルの部屋から殺人の依頼をする声を漏れ聞いたのが発端。しかし、まんまと騙された、引っ掛かった、まさかの映画「ユージュアル・サスペクツ」構造だったとは。創作と現実。最終章で脱力しまっせ。崩れ落ちたい方はぜひ。酒井嘉七、面白い人見っけ、続けて他の作品も読んでみたい。しかし警手が身に付ける巡回器は本当っぽい。実物が見てみたいなぁ。昔は大変でしたね。




  


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2024年03月25日

寺田寅彦 「津浪と人間」・本



1933(昭和8)年「鉄塔」5月1日初出。朗読時間約15分。昭和8年3月3日に起こった三陸沖津波の話から。全部おっしゃる通りに現代までダメダメを受け継いでいるのです。喉元過ぎればなんとやらです。私など首がないので忘れるまでアッちゅーまです。合掌。




  


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2024年03月24日

今日のナーバス・よちよち俳句

蝉時雨
ドライアイスの
父眠る









  


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2024年03月24日

アーモンドカステラ・おやつ

アーモンドカステラ

ヤマザキ、272kcal。ずいぶん前に食べた記憶があってブログ内検索すると180210と220521に投稿してた。リピなしなんで食べたのは2回だけ。しかし恐ろしいことに想いは変わらず、ブレない俺。よほどのマニアでない限りこれをピンポイントで選ぶ意味がわからない。ちなみにこれを機会に調べた過程でアーモンドとピーナッツがまったくの別物、別種だとわかったのは面白かった。



  


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2024年03月23日

寺田寅彦 「断水の日」・本



1922(大正11)年「東京大阪朝日」1月初出。朗読時間約19分。12月8日に強い地震があり断水になったことをきっかけに身のまわりの現代文明が生んだ施設の保存期限が経過した後に起こるべき種々の困難を考えたという話。それはエレベーターから家のスイッチまで幅広く。結果はわかってるのに一世紀経っても何も変わんない。技術やパーツは良くなっても肝心の管理運営とかね。わかっちゃいるけどなんとかです。そしてこのコラムの翌年、1923(大正12)年9月1日、関東大震災が発生するのです。




  


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2024年03月22日

小酒井不木「犬神」・本



1925(大正14)年「講談倶楽部」8月号初出。朗読時間約26分。うーーーーーん、なんすかコレ、意味わからん。血脈と偶然に翻弄される青年の妄想話?長い割にオチが弘法も筆の誤り的なでチャンチャンみたいに軽い。でもこの時代はまだ狂犬病ってあったんすね。しかし日本の狂犬病予防注射は毎年あるけど外国だと3年に一回な国もあるとか。どっちが最適なんすかね。




  


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2024年03月21日

影踏み(2019年)・映画



篠原哲雄監督、山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、竹原ピストル、滝藤賢一。原作は横山秀夫の同名小説。うーん、おもんなかった。話がつまらんのか運びがイマイチなのか、見てる僕が鈍いのか、ラストシーンも忘れていいっす。双子といえばいつも思い出すのが横溝正史の金田一耕助シリーズ短編「人面瘡」。これは面白かった記憶(なんか覚えてないけど瘡の原因がヘェ〜と当時は新鮮だった)、ぜひ。




  


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2024年03月20日

宇治抹茶&練乳フランス期間限定・おやつ

宇治抹茶&練乳フランス期間限定

YKベーキング、260kcal。宇治抹茶は食べた記憶があってブログ内検索してみたら、180226「宇治抹茶&ホワイトチョコフランス」、210219「宇治抹茶ティラミスフランス」を投稿してた。感想はどちらも芳しくないけど味はもち忘れてる。なんとなく抹茶は悪くなかった記憶がある。しかし今回の練乳カップリングはなかなか美味い。生地との相性も良いような。ひょっとしてひょっとして生地、リニューアル?気分はリピありで。




  


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