2022年07月28日

吉行エイスケ 「東京ロマンティック恋愛記」



1931(昭和6)年「近代生活」4月号初出。朗読時間約17分。作家の吉行淳之介氏、女優の吉行和子氏のお父さんです。上手いなぁと感心する比喩と形容詞の嵐で、コンパクトに済む言葉がなかなかなかなか。その一個一個は素敵なんすけど隙間なく連続攻撃されると「素敵」に打たれすぎたパンチドランカー状態で、今がどんな状況なのか迷子になって、終わった時になんのこっちゃとなってしまうのでした。ま、単にこっちの受け取る感受性が貧弱なだけっすが。嗚呼、豊かさってなんだろうなぁ、と91年後のため息。






同じカテゴリー(本・朗読2022)の記事画像
与謝野晶子「食糧騒動について」
アントン・チェーホフ「天才」
芥川龍之介「寒さ」
同じカテゴリー(本・朗読2022)の記事
 大阪圭吉「寝台車事件」 (2022-08-04 23:43)
 モーリス・ルヴェル「老嬢と猫」 (2022-07-24 23:43)
 芥川龍之介 「老年」 (2022-07-16 16:40)
 久生十蘭「黄泉から」 (2022-07-10 17:31)
 岡本かの子「過去世」 (2022-07-06 16:21)
 大阪圭吉「恐ろしき時計店」 (2022-06-30 16:56)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。