2022年07月18日

やがて海へと届く(2022年)



中川龍太郎監督脚本、岸井ゆきの主演、浜辺美波、杉野遥亮。原作は彩瀬まるの同名小説。後半、津波話のいきなり感に面食らう。なんか、えっ、そこへいく、みたいな感じ。いきなりリアル。留守電がスイッチなんですが。唐突すぎて気持ちがついていかん。それはともかく、前半は岸井視点、震災地の訪問を挟んだ後半は浜辺視点。趣は真逆なものの「イニシエーション・ラブ」(堤幸彦監督2015年)を思い出した。しかし、なぜわざわざ震災と結びつけるのか、その意味がわかりません。と書いて、後にウィキから作者の彩瀬さんが2011年3月11日、一人旅の途中の福島で被災されたことがわかったのでした。しかし、にしても、映画の展開ではとてもモヤモヤです。そこだけ空気が変わるから。気分としてはフィクションの出来事(原作から外れてでも)で通して欲しかったなぁ。







Posted by らぼまる at 16:48│Comments(0)
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