2020年12月05日

海野十三「科学者と夜店商人」



海野十三「科学者と夜店商人」。 1929(昭和4)年「科学画報」8月号初出。面白い。オチのキレイな落語っす。冒頭、気温が華氏八十度を越える熱帯夜に何かに夢中になってると脳細胞中の電子の運動が変態性を帯び、ある臨界点を越えると頭脳は常態に復帰しないって、コワッ。しかし考えてみると、華氏八十度って摂氏27度くらいっすよね。現代じゃそんな暑くないと思う(エアコンがあるから 笑)けど、91年前の日本じゃ脳みそがぶっ飛ぶほど辛かったのかな。あっ、脳細胞中の電子の運動が変態性を帯びるって、ひょっとして今でいう室内で発症する熱中症のことかな〜。












Posted by らぼまる at 16:17│Comments(0)
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