2020年11月24日

小酒井不木「痴人の復讐」



小酒井不木「痴人の復讐」。 1925(大正14)年「新青年」12月号初出。少し前に問題になったあだ名問題のダークバージョンっすね。あだ名といじめのパワハラ伝染感染のシナジー効果ってやつっすかね。話の大半は緑内障の手術ネタで、緑内障は100年前から怖くて現代も恐ろしい病なのだと改めて。年1は眼科で検診しとかなアカンなぁ。しかし、どうも、復讐の相手がピントはずれでそこが常人ではないところかもしらんけど、しっくりこんのですなぁ(ま、不運なラストの人っちゃそうですけどね)。トリックと結末は早めに読めるので、僕としてはこの人じゃないモヤモヤな気分だけ残って、復讐譚としては如何なものかと。それにしても、現代のあだ名問題は何歳から解禁されるんでしょうね、義務教育期間中はダメなの?











Posted by らぼまる at 16:41│Comments(0)
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