2018年12月21日

仕掛けはモヤモヤ、結末はブラックジョーク。



海野十三「電気看板の神経」。1930(昭和5)年「新青年」4月号に掲載。舞台は3階にネオンサインを掲げるカフェ「カフェ・ネオン」。プロローグで「グリーン家の惨劇」以来の多くの人が惨殺されると前置き。「グリーン家の惨劇」とはヴァン・ダイン著で小説翻訳も映画上映も1929年に日本でなされている。きっと国内でも評判になったのかも。しかし、感電死トリックの仕掛けはボヤッとわかるけど細部が「?」でモヤモヤ。しかも犯人解明の謎解きが後出しじゃんけんぽいので後味悪し。でも結末の抜き差しならない男女の緊迫する愛憎の設定はちょっといい。ちなみに、この時代のアメリカにおける自動車事故死者数は年間三万人だったらしいです。ではモヤモヤ感を青空文庫でどうぞ。



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Posted by らぼまる at 16:12│Comments(0)
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