2018年03月16日

身もふたもあったもんやおまへん



「ダークナイト」
公開時からめっちゃ評価が高かったけど。今は亡き朝日放送「アシッド映画館」でもベタ誉めやったけど。どこがそんなに素晴らしいのかまったくわかりまへんでした。とにかく長いっ!だれる!つまらん!こんな映画どこがええねんっちゅー感じっす。ま、「バットマンビギンズ」もピンとこなんだからな〜。バットマンっちゃ、出てくる奴らが(バットマンも含めて)みんな心に闇を抱えて性格が屈折しまくってる異形のメタファであって、ゴッサムシティはダークファンタジーな彼らが暗躍する舞台のはずであった。それなのに、この作品ではファンタジーの部分をあっさり削り取ってダークな現実だけ残しやがった。それじゃ身もふたもあったもんやおまへんで。哀愁も切なさもなくなってギスギスした部分だけを残してどーする。そんなことをしたければコーエン兄弟の「ノーカントリー」のようにまず表現の腕を上げることです。こんな人物描写の実力では、お約束すぎてファンタジーを削った意味もない。ジョーカーがただのマッドマーダーでは悲しすぎる。ジョーカーって「ノーカントリー」の殺し屋のような、ゾッとする凄みもなさすぎるしね。ほんま、なにが面白いのやらさっぱりな、ムダに長い作品でした。ちなみに個人的にはヒース・レジャーなら「ブラザーズ・グリム」、アーロン・エッカートなら「サンキュー・スモーキング」がお薦めっす♪(090623)



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