2017年01月27日

ガス人間第1号


60年東宝。本多猪四郎監督、円谷英二特技監督、木村武脚本作品。科学者に騙されて人体実験の果てにガス人間にされた土屋嘉男さん演じる青年の告白。高校を出ても大学に進学できなかった人間がどう生きるか。自衛隊には体格の不適正で入れず、仕方なく図書館司書になった(それでも厳しい競争だった)と。ここで不思議に思ったのが当時の大学進学率。検索してみたら60年の大学進学率は総数17.2%、男子19.7%、14.2%。なにも彼だけが特別な存在ってわけでもないような。彼は何を目指し社会の何に怒ってたんでしょうか(60年は安保闘争の中での東大生樺美智子さんの死という出来事もあった時代ですが)。そして、刑事である三橋達也さんのセリフ(うろ覚え)「警察ってどこかで誰かが無駄な努力をしているところなんだよ」がけっこうベタながら印象に残ってしまった。そして日本舞踊の家元を演じる八千草薫さんがめちゃ美しい〜。で、ガス人間と家元の悲恋物語なんすよね。「安珍清姫」と逆バージョンすかね。さらに、この作品でもパトカーは左ハンドルなのでした。三橋達也さんの恋人である女性記者の車は右ハンドルなのでパトカーは輸入車なのかなぁ。街にはミゼットが走ってる時代です。(170122)



安珍と清姫 [ 市川雷蔵 ]



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