2016年07月28日
愛のメモリー
ブライアン・デ・パルマ監督、76年アメリカ作品。解説に「師と仰ぐヒッチコックの『めまい』のようなトラウマティックなサスペンスでうならせる初期の傑作。」とあるように、ヒッチコックっぽいです。抱き合う二人を中心にカメラがクルクル回る(風景もまわる)シーンって久しぶりに見た気がするけど、円形にレールを敷いて撮影するのってやっぱテッパンですなぁ。デ・パルマ監督ってコレ好きなイメージがあるけど。ぜひ、今のとがった監督やクリエイターも恥ずかしがらずに王道テクを使ってほしい(笑)カメラで言えば、刺したハサミが窓の光でキラキラと輝くシーンもニヤリです。ラストの出会いのシーンもどっちの結末を迎えるのかドキドキなのもなかなか。98分の長さでけっこうな内容を詰め込んでるのに、押し込んだというイメージがない構成力はわかりやすくて見応えあり。そしてヒロインのジュヌヴィエーヴ・ビジョルドが可愛い!(って現在は71歳のおばあちゃんすけど)。ジュヌヴィエーヴ・ビジョルドのついでに主演のクリフ・ロバートソンもウィキしてみたら、「スパイダーマン」のベン・パーカー(ピーターのおじさん)だった。あ〜、そうとわかれば面影あるある〜。(140624)
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Posted by らぼまる at 00:44│Comments(0)