2024年04月24日
2024年04月24日
パニッシャー: ウォー・ゾーン(2009年)・映画
レクシー・アレクサンダー監督、レイ・スティーヴンソン、ジュリー・ベンツ。顔面は吹っ飛び首はブチ切れ体は爆発し脳天はカチ割られる、貧乏なバットマンとナチュラルボーン悪党の単純なスプラッターバトルムービー。2009年、まだこの手の表現(人間で)はよかったのか、ギリの時代?見てはないけど(今さら見たいとも思わんけど)一作目はドルフ・ラングレンらしかったので、そちらはなんだか面白そうだ。
2024年04月23日
2024年04月22日
2024年04月21日
2024年04月21日
2024年04月20日
2024年04月20日
酒井嘉七「実験推理報告書」・本
1935(昭和10)年「ぷろふいる」9月号初出。朗読時間約20分。推理のミスリードがもたらした偶然の再会が青年を失恋で落ち込むことから救う話。酒井ファンを始めたばかりですが、珍しく明るい話。あんまり観察という観察エピソードもないんで何がホームズ的かいい加減っすけど。ひょっとして酒井的ジョークなのかも。ちな1930年代の日本、東京はこんな感じです。
2024年04月19日
夢野久作「無系統虎列剌」・本
1934(昭和9)年「衆文」5月初出。朗読時間約26分。タイトルは「むけいとうコレラ」と読みます。法医学なんて鰻丼の匂いだけ嗅がされてほっぽり出されるような仕事だと冒頭から愚痴る主人公の法医学者。そして語られるある町に起こったコレラ事件。獣医師が自宅で一緒に呑んでいた友人の内科医師の死をコレラだと診察したことから町はパニックに陥るが冷静な法医学者の主人公が感染経路不明の無系統コレラを不思議に思い調査すると酒飲みの二日酔い予防の酒石酸を飲む習慣が原因の、コレラとは無縁の、思い込みがミスリードの原因と判明する話。つまりはこの真相が実はみんな馬鹿だったがために起こった大騒ぎなのでしたとさ。皮肉っすね。