2016年01月09日

なごり雪




作詞では小物使いの魔術師といわれた(らしい)伊勢正三の「なごり雪」を大林監督が臼杵を舞台に映画化した地方発信の作品ですねん。概略は『大分・臼杵。28年ぶりに故郷に帰った祐作は友人の妻、雪子に再会する。が、彼女は死の間際にあった……。2002年に公開された大林宣彦監督作。名曲「なごり雪」がモティーフの感動作。』(楽天ブックスの解説から)とゆーものですが。大林監督はこの「なごり雪」と「22才の別れ」、そしてあともう1作品で尾道に続いて臼杵3部作とするらしい。しかし「なごり雪」。かぐや姫も伊勢正三さんもあまり興味がないんで、この歌は、大学生活を都会で過ごして、田舎に帰る恋人を駅で見送る別れの場面をきりとった歌やと勝手に思い込んでましたが、この作品ではまるっきり逆になってました。まぁ、それはそれとして、さすがに映像は美しい。淡々とした台詞まわしも大林さんの世界でしょうし、違和感を持ったとしても、それは仕方がない。仕方がないんで、作品がどうこうよりも、久しぶりに大林作品を観た懐かし感と、やっぱり上手いな〜とゆーことしか言えません。あ〜、複雑な気分や〜。(080625)



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Posted by らぼまる at 16:51│Comments(0)
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